ホワイトニングの頻度と流れを歯科医師が解説！
ホワイトニングの頻度と流れをご紹介
こんにちは。
神戸市東灘区の神戸住吉駅前歯科（ママとこどものはいしゃさん神戸住吉）、院長の中村元です。
歯の黄ばみが気になる方やタレントさんのような真っ白い歯に憧れる方に人気なのがホワイトニングです。
今回は、ホワイトニングはどのくらいの頻度で行うべきなのか、ホワイトニングの手順についてご紹介します。
■ホワイトニングの頻度
歯科医院で行うオフィスホワイトニングの頻度は、用いる薬剤やライトの種類をはじめ、患者様の歯の状態や目指す白さなどによって異なります。
理想的な白い歯を手に入れるには、通常2～3回の施術が必要です。
最初のホワイトニングでは、1～2週間のペースで2回～3回行うのをおすすめします。
オフィスホワイトニングは、市販の美白歯磨きやセルフホワイトニングとは異なり、効果が高い薬剤を使い、レーザーやLEDを照射するので、1回でも白くなる効果が高いです。
もっとも、一気に白くできる分、色戻りが起こりやすいので、白さが定着するように最初の施術では、1～2週間のペースで2～3回行うことが推奨されています。
理想の白さになったら、個人差はありますが、半年から1年程度白さが持続できます。
そのため、半年～1年に一度の頻度で施術を受ければ白い歯をキープできます。
ただし、理想的な白さをキープしたい方は、3ヶ月に一度の頻度がおすすめです。
さらに、タレントさんのように常に真っ白な煌めく歯を維持したいと希望される方は、1～2ヶ月に一度くらいの頻度で受けることも可能です。
■ホワイトニングの手順
ホワイトニングはどのような手順で行われるのか見ていきましょう。
初回は、現在の歯の色味やお口の状態のチェック、なりたい歯の色などについてカウンセリングも行われるため、所要時間は90分～120分程度かかります。
その後の施術は、歯の状態などによって30分～90分程度です。
以下で一般的な手順をご紹介します。
・カウンセリング
気になる着色汚れなどを確認し、どのような色になりたいのか、シェードガイドを用いながらカウンセリングをしていきます。
シェードガイドとは歯の色見本のことです。
真っ白といっても段階があります。
お肌の色などによっても似合う白さが異なるので、どのくらいの白さを目指したいかを検討していきます。
あまりに真っ白いと違和感が出てしまうこともあるのでしっかりと検討しましょう。
カウンセリングが終わったら、インフォームド・コンセントを行い、いよいよ施術へと入っていきます。
・唇に保湿剤を塗布
治療は状態にもよりますが、一般的には60分ほどかかるケースが多いです。
その間、唇が乾燥してしまうことがあるため、保湿剤を塗布します。
・歯の表面のクリーニング
歯が汚れているとホワイトニングをしてもムラができてしまうため、丁寧に表面のクリーニングを行います。
・保護ジェルの塗布
歯科医で用いるホワイトニング剤は、市販の歯磨きなどとは異なり強力な成分です。
そのため、歯茎を守るための歯茎用保護ジェルを歯茎に塗布して保護します。
・ホワイトニング薬剤を塗布
ホワイトニング薬剤を、歯の表面に丁寧に塗布していきます。
・ライトの照射
ホワイトニング薬剤を塗布するだけでは歯は白くなりません。
ホワイトニング専用のレーザーやライトを照射することで、薬剤が化学反応を起こし、歯の表面を白くしていく仕組みです。
歯科医院が導入している方法にもよりますが、一般的にはホワイトニング薬剤を塗布してライトの照射を行うという施術を3回ほど繰り返します。
合計で30分～45分ほど照射を受けることになります。
かなり長い時間かけて照射が行われることに驚かれるかもしれません。
このように、ライト照射の時間が長くなるので、唇を保湿しておかないとカラカラになってしまいます。
・保護剤の除去
ライト照射が終わったら、歯茎に塗布した保護剤を取り除きます。
・仕上げのトリートメント
歯の表面に極微細な傷や凹凸があるだけでも、プラークやステインが付着するおそれがあります。
プラークは、虫歯や歯周病の原因となり、ステインは着色汚れの原因をもたらします。
そのため、施術中にできたわずかな傷や凸凹を修復するためにリナメルと呼ばれるナノ粒子ハイドロキシアパタイトでコーティングを行うことが必要です。
これによって、歯の表面にできた傷や凹凸を修復するとともに、プラークやステインの付着を予防できます。
■まとめ
ホワイトニングの頻度は、その方の現在の歯の色や状態、理想とする歯の色などによって異なりますが、一般的な施術回数は2～3回です。
最初は1～2週間のペースで、2～3回の施術を受けます。
その後、白さをキープするにあたって施術を受ける頻度は半年から1年に1度のペースでも十分です。
ただし、きれいさをキープしたい方は3ヶ月に一度、真っ白な状態を常時保ちたい方の中には1～2ヶ月に一度のペースで通われる方もいます。
当院では医療ホワイトニングお試しもあるので、白く美しい方を目指したい方はお気軽にご相談ください。
神戸市東灘区の歯科医院（歯医者）の神戸住吉駅前歯科では、むし歯（虫歯）治療や歯周病はもちろん、虫歯予防、小児歯科、小児矯正、矯正歯科、審美歯科など最新の治療にも対応しています。全チェア個室・徹底した滅菌、感染対策など家族で安心して通って頂けますので、歯の悩みはお気軽にご相談ください。
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▼記事監修
神戸住吉駅前歯科
ママとこどものはいしゃさん神戸住吉
院長 中村元（なかむら はじめ）
公益社団法人 日本口腔外科学会 口腔外科認定医
https://mamatokodomo-sumiyoshi.com/staff/
経歴
朝日大学歯学部 歯学科 卒業
国立大学法人 琉球大学医学部附属病院歯科医口腔外科 勤務
国立大学法人 琉球大学医学部附属病院 麻酔科研修
北大東村立 歯科診療所 医院長（学校歯科医師兼任）
社会医療法人 かりゆし会 ハートライフ病院口腔ケア科 勤務
医療法人真心会 神戸住吉駅前歯科 院長
